皆さん、こんにちは!
今日は、「オーバーツーリズム」について話したいと思います。
「オーバーツーリズム」は、英語の言葉 “overtourism” を日本語でもそのまま使っています。
JTB総合研究所のウェブサイトによると、言葉の意味は次の通りです。
特定の観光地において、訪問客の著しい増加等が、地域住民の生活や自然環境、景観等に対して受忍限度を超える負の影響をもたらしたり、観光客の満足度を著しく低下させるような状況。
イタリアのベネチアやスペインのサグラダ・ファミリアなどの有名観光地では、お金を徴収したり事前予約の制度を導入したりする計画があるそうですが、日本はどうでしょう。
ニュースを読むと、有名な観光地である東京や京都、大阪の中心部以外でも、日本各地でオーバーツーリズムの問題があるようです。
コロナ禍では観光客がいなくなってしまって、街中が閑散としている状況が寂しいと私は思っていたんですが、観光が自由にできるようになったらなったで、別の問題が生まれてしまったんですね。
オーバーツーリズムの問題は昔からあったと思いますが、最近特にニュースなどで見る機会が増えました。
問題になっているのは、公共交通機関を利用しにくくなることや、騒音やゴミ問題など、地域住民の日常生活に支障がでてしまうことです。
それから、せっかくお金と時間を使って日本に来た国内外からの観光客自身にとっても、満足できる滞在ではなくなってしまうこともきっとありますよね。
観光客が来るということは、経済的な効果が生まれるというメリットがあるのでとても大切なことではあるのですが、限度を超えてしまうと問題になるということですね。
日本には四季があって、例えば春には桜を見るため、秋には紅葉を見るための観光客が増えると思います。
天気の良い行楽シーズンは特に混雑します。
だから、自然を楽しめる時間が限られているからこそ、観光客の数をコントロールするのはとても難しいことだと思います。
近年、富士山に登る人の数も増えていて、登山客のマナー違反や自然破壊、遭難事故の増加なども問題になっていると聞きます。
富士山は特に、登山シーズンは毎年夏の間、二ヶ月半くらいしかないので、この期間を心待ちにしている人も多いと思います。
皆さんの国には、オーバーツーリズムになる場所はありますか?
この問題をどのように解決するべきか、何か意見があったらぜひコメント欄でシェアしてくださいね!
Comments