敬語 – 謙譲語:Humble Language

前回は尊敬語について書きました。今日は謙譲語を見ていきましょう。

謙譲語とは、目上の人に対して自分の行為を表す時、または一般的に自分の行為を丁寧に言う時に使う言葉 (Words describing the speaker’s own action that involves a superior, or when talking about the speaker’s own behaviour politely or moderately) です。

特によく使われる謙譲語の動詞をいくつかの例文と共に見ていきます。

辞書形丁寧形(普通の言い方)謙譲語 ます形
行く
来る
行きます
来ます
参ります
食べる
飲む
食べます
飲みます
いただきます
居る居ますおります
するしますいたします
言う言います申します
見る見ます拝見します
聞く聞きます伺います
会う会いますお目にかかります
思う思います存じます
知っている知っています存じています
〜てもらう〜てもらいます〜ていただきます

”お/ご〜+します”の形

尊敬語と同様に、謙譲語の動詞の前につける「お」と「ご」は、動詞が和語 (Native Japanese words) か漢語 (Japanese words of Chinese origin) かによって使い分けます。

和語(訓読み)の例:借りる、待つ、送る、見せる、など
漢語(音読み)の例:案内する、連絡する、確認する、など

一般の動詞文

お+和語+します。
ご+漢語+します。

Examples

辞書形丁寧形(普通の言い方)謙譲語 ます形
借りる借りますお借りします
案内する案内しますご案内します

その他

辞書形丁寧形(普通の言い方)謙譲語 ます形
〜だ〜です〜でございます
〜にある〜にあります〜にございます

例文

ビジネスの場で:

A: こちらが合同プロジェクトに関する資料でございます

B: ありがとうございます。拝見します

教授に対して:

先生、論文の構成を考えました。ご確認いただけますか

デパートで:

客:すみません、この商品を探しているのですけど・・・

店員:こちらの商品は、二階の電化製品売り場にございます

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